about me works live

1月

2017.01.12

 
年中働き詰めだった母がふいに仕事を休み、わたしをカラオケに連れていってくれたことがあった。当時小学3年か4年生くらいだっただろうか。確か母はそのとき「お母さんはいいからあんたが歌いなさい」と言って、わたしのへなちょこな歌をずって聴いてくれた。

帰り道、母と手をつないで歩きながら上機嫌なわたしは「お母さんの子でよかった」という言葉を口にした。カラオケに連れていったから唐突にそんなことを口走るのかお前は、とつっこまれながらふたりで笑った…ような記憶があるけれど詳細は忘れてしまった。でもわたしにとっては特別な、とびきり美しい夜だった。

進路を決める際、音楽に関わる仕事がしたいと打ちあけたら、母が「そんな予感がしていた」とちいさく呟いたのを覚えている。

わたしは今もあのとびきり美しかった夜に支えられています。
お母さん、お誕生日おめでとう。

  

12月

2016.12.21

砂のたったひと粒が宝石みたいに輝くうそみたいな瞬間と音楽

 

 

11月

2016.11.11

 

季節が去ったら
この風が止んだら
あなたはどこかで わたしのことを想うかしら

——アルバム『AKAIKUTSU』に提供した「花束」より

 

レコーディングスタジオでこの曲のサビのメロディーを聴いたとき、その素晴らしさに打ちひしがれ、奮い立たされました。歌詞全体のバランスをとるのにすこし頭を使ったけれど、上記の言葉を1サビに書けたことは、自分の作詞史上ベスト3に入ります。

音楽はいつの日も出会いと願いの傍らにあるよん。
ぜひ聴いてみてくださいね。

6月

2016.06.02

参加した3作品について。

まずは森山直太朗さんのニューアルバム『嗚呼』、発売おめでとうございます。わたしは「とは」という楽曲にコーラスで参加しました。アルバムのメイキング映像で阿部芙蓉美の名前が出たときはハラハラしましたが、『沈黙の恋人』を聴いてくださったこと、うれしく思っています。ありがとうございます。

15日にメジャーデビューを控えている戸渡くんとは、東邦ガスのCMでご一緒しました。そのCMから派生したのが「グッデイ」という曲。CM用の文言とメロディーをフルサイズに仕上げアルバムに急遽収録という、詞曲の作り手として、大変スリリングでよろこばしい流れの中に身をおかせていただきました。ありがとうございます。

戸渡くんのアルバムと同日に発売を控えているのは、赤い靴(東川亜希子、神谷洵平のデュオ)の、4thアルバム『AKAIKUTSU』。すでに作詞を担当した「Let it die!」と「misunderstanding」がネット上で公開になっているようです。この他の曲の作詞も担当しましたが、詳しくはまた後日。作詞をする機会をくれたふたりにこころから感謝しています。ありがとう。

ものづくりは楽しい。

 

 

works 更新

2016.05.13

worksを更新しました。
後日、詳細を追加します。

阿部芙蓉美 公式サイト

2016.05.10

2015年に公式サイトをブログ形式につくりかえました。
このサイトを活用するにあたり、いましばらく試行錯誤するとは思いますが、すこしずつやっていきます。

音楽活動はCMや他アーティストに関わる仕事をいくつか、といった感じです。
近日中にこのサイトでも内容を掲載する予定です。